価値観 

ここに掲げる3つの価値観は、当院の教育理念を実現するため不可欠な要素です。

誠実

誠実とは正直で高潔な行動によって作られる資質であり、健全で公正で豊かな人間と社会を育む鍵となります。

尊重

尊重とは他者や環境との共存にとって根本的な価値であり、あらゆる人間の尊厳と権利、社会の規則や制度、自然を認識することです。私たちは人種や文化、習慣や信仰の相違を受け入れ、尊重します。

 

規律

規律とは社会規範から逸脱せずに目標を達成するため、常に熟慮と計画性、根気を基盤として行動することです。具体例として清掃活動が挙げられます。

本学院の価値観を体現する個々の概念をご紹介します。

価値観

挨拶
もったいない
掃除
異文化理解
規律
責任感
思いやり
大輝
挨拶

「あいさつ」という行為には、相手への尊重や感謝、思いやりが込められており、心を開いて誠実に相手と仲良くなるための第一歩です。自分からあいさつをすることで、相手も心を開きやすくなり、信頼関係がはじまります。あいさつをする時は、笑顔を忘れずに、そして相手の目を見て恥ずかしがらずに相手に伝えることが大切です。リセオの多文化共生教育では、異なる言語や文化をもつ子どもたちや教職員が、あいさつを通じて日々の生活の中でコミュニケーションをとっています。

太鼓授業前の挨拶
太鼓授業前の挨拶
授業の前の挨拶
授業の前の挨拶
もったいない

「もったいない」とは、あらゆるものを大切に使い、誠実にまた持続可能に生きてきた日本人の心・生き方を表す言葉です。その意味は広く、物質的なことのみならず、時間や他者への思いやりなど、目に見えないものの価値をも尊重することを意味します。リセオでは、「もったいない」委員会を立ち上げ、紙を無駄にしないようハンカチの使用を呼びかけたり、水飲み場やリサイクル専用ゴミ箱を設置したり、ペットボトルのリサイクル活動などを行なっています。

ハンカチで手を乾かす
手を乾かすのにハンカチを使用する
水飲み場
水筒の給水場所
掃除

学校での掃除活動は、日本では児童生徒が行うのが一般的ですが、多くの国では専門職員や業者によって行われ、学生自身が行うことはあまりありません。また、日本の教育においては、クラスの全員が掃除を担当します。掃除という活動を通じて、規律や清潔習慣の育成だけでなく健康を増進し、集団の一員としての自覚を深め責任感を養うとともに、教師と児童生徒、児童生徒相互のコミュニケーションを深めるなど、人間形成にとってきわめて重要な意義をもっています。リセオでは、有志による掃除活動、また授業の前後での整理整頓やゴミ拾いなどの活動を学校生活に取り入れています。

 

小学部の生徒が教室を掃除している様子
小学部の生徒が教室を掃除している様子
中学部の生徒が教室を掃除している様子
中学部の生徒が教室を掃除している様子
異文化理解

私たちは現在、異なる文化、民族、言語、国家、宗教的背景を持つ多様な人々からなる21世紀の世界で暮らしています。各文化の良い点を認識し取り入れていく能力は、日々の教育活動の賜物であると確信しています。人と人との相互理解は世界平和の基本的な柱であり、 異文化理解は毎日の豊かな学びを提供します。

リセオコミュニティでは、日々個人の生き方を共有し自然に多文化共生を学び合うため、文化祭、運動会などの交流活動が行われています。共に学んだり一緒に活動をすることで、異文化理解の感覚の発達を促します。

高校部の日本研修旅行
2019年
高校部の日本研修旅行
長崎純心大学の学生による日本語教育実習
2020年
長崎純心大学の学生による日本語教育実習
リセオ
規律

人生のあらゆる瞬間を大切にし自分より他者を優先することは、人との約束の時間より少し早く到着するなどの習慣に体現されます。リセオでは、すべての物事にはかけがえのない価値があることを教えます。「一期一会」は、一度きりの人生は決して後戻りができず、日々与えられた機会を大切にすることをあらわす禅語です。

私たちは日常生活の中で規律を絶え間なく学び、人生で大切なものを構築します。規律をもって始めたことを完了することができ、不変性など多くを学ぶことができるのです。義務や責任を果たし、物事を尊重し、計画を立て、未解決の問題を未解決のままにしないなど、規律は毎日の生活の中で培われ、学部や年齢が進むに従って大きな学びとなります。

 

日本コースの学習発表会
日本コースの学習発表会
交流授業
交流授業
責任感

自分の義務を果たし日々の選択や行動を振り返ること、そして過ちの結果を受け入れること。また、言動を一致させ、自分が属するグループや社会の成功または問題解決に積極的に参加することは、リセオにおける教育の根本的な要素です。責任感は、もったいないや掃除などの活動を通じて日々の学院生活の中で培われています。

メキシココース高校部と日本コース中学部の交流授業
メキシココース高校部と日本コース中学部の交流授業
メキシココース高校部と日本コース中学部の交流授業
メキシココース高校部と日本コース中学部の交流授業
思いやり

他者を考慮して考え、話し、行動することが、コミュニティの強い絆を可能にします。お互いの長所と短所を認めるには誠実であることが大切です。「互いの立場で考えること」と相互尊重が、共感の主な要素です。日常生活の中での交流、問題解決、チーム意識は、私たちの毎日の学びの一部であり、児童生徒にこの思いやりの種を蒔くことは、近い将来の社会に貢献すると確信しています。

幼稚部と中学の交流活動
幼稚部と中学の交流活動
両コースの交流授業
両コースの交流授業
大輝

当院には、周囲の人々への前向きな感情や姿勢を体現する「大輝(だいき)」というマスコットキャラクターがいます。優しさ、根気、聡明さ、忠実、尊重、友情など、リセオの建学の精神やアイデンティティを醸成する価値観を象徴しています。このマスコットキャラクターは、当院生徒の発案から生まれました。

「大輝(だいき)」は、日本から苦労してメキシコに渡ってきたた小さなキツネで、リセオファミリーの一員になることを望んでいます。このマスコットキャラクターを通じて、私たちは逆風に立ち向かう適応力の大切さを学んでいます。

 

リセオのマスコットキャラクター大輝
リセオのマスコットキャラクター大輝
大輝と戯れる幼稚部の園児たち
大輝と戯れる幼稚部の園児たち